会社を立ち上げる経緯を聞きながら見えてきたのは、音楽や芸術など言葉にはできなくても[心で感じる]何かを届けていきたいという強い想いでした。これはEmon worksの社名や理念にもつながる会社のコアバリューであり、この[感動][感情]をどのようなビジュアルとして定着させるかをまず考え、様々な方向から模索していきました。
幅広くお話を伺う中で代表の方から[鳥っていいな]という何気ない一言がありました。空を飛びたいという願望は人間にとって理屈のない、説明のいらない感情であると感じます。それを具現化している鳥は[概念言語を超えて感動を与える仕事をしたい]というEmon worksの象徴になると考えました。マークに採用した鳥のフォルムはEmon worksの頭文字の[E]を羽に見立てデザインし、またあえて鳥を具体的に描かないことで形にハマらず柔軟に変化していく企業姿勢を表現しました。
Client
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Art direction
Design
Emon works, inc.
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斉 藤 友 秀
斉 藤 友 秀